村山さん(平成27年度採用)熊谷消防署 高度救助隊
更新日:2025年7月1日
救助訓練中の村山さん
1 現在、どんな仕事をしていますか?
私は、救急救命士の資格を持ち高度救助隊員として勤務しています。災害現場で助けを待つ要救助者に対し、迅速に接触し適切な医療機関への搬送につなげられるよう正確な観察および処置を行う活動をしています。また、日常業務ではあらゆる災害に対応するための訓練のほか、火災を予防するために事業所への検査や避難訓練の指導および救急法指導なども行っています。
2 どんなところにやりがいや達成感を感じますか?
最も達成感を感じることは、救助現場や救急現場において、本人や家族のかたから感謝の言葉をいただいたときです。私たちが活動している先には必ず助けを求めている人がいます。その人たちを私が必ず助けるという気持ちを持つことが私のやりがいとなっています。
3 どんな時に仕事の厳しさを感じますか?
私たちが活動する現場は、火災現場、交通事故現場および足場の安定しない場所など、危険な現場が多く自らも命の危険にさらされる可能性があります。一瞬の気の緩みが大きな事故につながることもあり、長時間緊張が続くことがあります。このような場合に仕事の厳しさを感じます。
4 職場の雰囲気は?
24時間勤務で上司や同僚と一緒に訓練をしたり、寝食をともにする中でほかの職場にはない協調性があります。困ったときは上司が相談に乗ってくれたり、自分の意見を発信しやすいとても風通しの良い職場です。
5 消防職員を目指しているかたへメッセージをお願いします。
私は、救急救命士の資格を大学で取得し、入庁後に県消防学校救助科で救助の専門知識を学び、夢であった救急救命士の資格を持った救助隊員になることができました。熊谷消防は消防職員になってからも多くの夢を追いかけられる職場です。市民の笑顔を守るために一緒に熊谷消防で働いてみませんか?
