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30 熊谷の生活環境を考える

更新日:2018年12月14日

メールの内容

 熊谷市に縁あって引っ越してきたものです。引っ越す前は埼玉北部では一番、発展していて、便利で、という事を聞いていて、楽しみでいたのですが、いざ実際に熊谷で生活を始めると、なかなか今まで住んでいた場所とは異なる部分があり驚かされました。
 その中でも、かなり印象的なのは、極めて夜が暗いということです。細い路地はもちろんですが、大通りにしても、車の明かりばかりで、外灯が全体的に少なく、閑散とした雰囲気で、とても大きな街の夜の明るさは感じられません。
 そして、私は車は運転しないので、基本的に徒歩か自転車なのですが、交差点や曲がり角にミラ-が少ないのも困りました。夜暗い上に、ミラ-が少ない場合、車からの死角がたくさんあります。熊谷は車が圧倒的に多く、あまり自転車に対しての認識が弱いようなので、こちらが用心しないと、事故にあいそうな場面が、引っ越してからの数ヶ月で、幾度とありました。
 また、これは交通の問題だと思うのですが、駅前に行く筑波の交差点の歩道橋、本石2の歩道橋が、自転車では通ることができなく、迂回路も遠く、車の通り優先なのだとは思うのですが、駅からそれほど遠くない場所に関しては、もう少し、自転車や歩行者の通行がしやすい街になるとうれしいと思います。歩道橋を上れない方も大勢いらっしゃると思います。自転車だけではなく、乳幼児を連れてる方、高齢の方は、必ずしも、車移動ばかりではないと思うし、車社会=住みにくいという概念が、熊谷への居住を妨げることにもなります。
 様々な生活スタイルの方に沿った熊谷にしていくことで、ますます熊谷が発展していければと思い、今回メ-ルさせていただきました。
 どうぞ、一つの考えとしてご検討していただければ幸いです。
 よろしくお願い致します。

回答(平成30年11月19日)

 頂きました「市長へのメール」に、お答えいたします。
 
 本市の外灯については、道路照明灯、防犯灯、商店街街路灯があります。道路照明灯は、国道、県道、市道の管理者がそれぞれ設置しています。本市では、夜間の交通安全の確保を目的として、国で定めた道路照明施設設置基準により、信号機の設置された交差点や横断歩道の設置箇所、見通しの悪いカーブ等において、地域の要望等により設置可能な場所に道路照明灯を設置しています。防犯灯は生活道路の防犯対策として原則自治会が必要度を検討し、設置していただいており、商店街街路灯は、それぞれ商店街が必要度に応じて設置しています。
 カーブミラーについては、見通しの悪い曲がった道路や交差点に、車対車の安全を確認するための補助施設として設置しています。
 交通事故防止に向け、交通ルールの遵守や交通マナーの実践を啓発しているところですが、危険な思いを幾度となくされたとのことですので、今後も、より一層、警察等との連携を密に対策を強化してまいりたいと考えております。
 また、本市では、中心市街地における歩行者と自転車、それぞれの安全性・快適性の向上のため、「バリアフリー環境整備事業」や「自転車通行環境整備事業」を国、県と連携をしながら計画的に進めているところです。
 しかしながら、メールを頂きました両交差点の歩道橋につきましては、自転車や車いすを利用される方を始め、高齢者、子育て世代、妊産婦にとって大きな障壁(バリア)となっており課題として認識しておりますが、現状、階段部にスロープやエレベーター等を設けるような大規模な改修は、用地の制約等があるため難しい状況であり、歩道橋の撤去につきましても、現在の交通量では撤去によって激しい渋滞の発生が予想されるため、難しい状況です。中心市街地を通過する交通量は、周辺道路の整備によって変化していくことが考えられるため、国、県道を含めた幹線道路の整備の進捗を見ながら、交差点のバリアフリー化について検討を進めるとともに、国、県と協議を続けてまいりたいと考えておりますので、ご理解を頂きたいと存じます。

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広報広聴課
電話:048-524-1111(内線206)、048-524-1156(直通) ファクス:048-520-2870

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