稲村さん（令和7年度採用）熊谷消防署　消防係

教養試験対策は、公務員試験講座の受講と市販の問題集を繰り返し解くことで基礎学力の向上に努めました。理解が難しい問題については、友人に相談して解決を図りました。また、作文試験と面接試験の対策は、高校の先生からの指導や友人からのアドバイスを受けて練習を重ね自信を深めました。

試験日の三か月前まで運動部に所属しており、勉強との両立に苦労しました。限られた時間の中で効率的に試験勉強を進める必要があり、何度も挫（くじ）けそうにもなりました。しかし、「絶対に消防職員になる」という強い意志を持ち、家族や友人、学校の先生がたの支えを受けながら困難を乗り越えることができました。

私は小学生の頃、消防職員の方々の訓練を見学する機会があり、その姿に感銘を受けて消防職員を志すようになりました。消防職員は男性のイメージが強いかもしれませんが、女性特有の視点や特性をいかせる場面も多くあります。性別に関係なく、熊谷市の安心・安全を守るため一緒に力を合わせていきましょう。